保釈中の被告が海外出国、判決公判に出廷せず
覚醒剤約2キロを営利目的で所持したとして覚醒剤取締法違反などに問われ、保釈中の男が、水戸地裁で6日に予定されていた判決公判に出廷せず、海外に出国していたことがわかった。
地裁は判決期日を延期するとともに、保釈決定を取り消し、保証金600万円を没収した。
起訴状などによると、男は東京都葛飾区の自営業の被告(52)。昨年7月14日、自宅でビニール袋2袋に入った覚醒剤約2キロ(末端価格約1億4000万円)を営利目的で所持したとされ、検察側は8月14日の公判で懲役10年、罰金300万円を求刑していた。
水戸地裁は今年3月15日に被告の保釈を決定し、被告は保証金600万円を納付していた。
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