2017年08月08日
障害持つ息子殺害 母親に懲役4年の判決
障害のある息子の首に、ビニールひもを巻き付けて殺害した罪に問われていた母親の裁判員裁判で、岐阜地裁は、母親に、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
海津市平田町の伊藤綾子被告(75)は、去年12月、体に障害がある三男の誠さん(当時46歳)を、入院していた滋賀県内の病院から連れ出し、首にビニールひもを巻き付けて殺害した罪に問われていました。
伊藤被告は、これまでの裁判で起訴内容を否認してきました。
8日の判決公判で、岐阜地裁の鈴木芳胤裁判長は、「被告は、借金を、保険金と誠さんの遺産で返済しようと無理心中を考えた」などと指摘。
その上で、「遺体の状況などから、被告がビニールひもで誠さんの首を圧迫したと認めるのが自然」と述べ、伊藤被告に、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
海津市平田町の伊藤綾子被告(75)は、去年12月、体に障害がある三男の誠さん(当時46歳)を、入院していた滋賀県内の病院から連れ出し、首にビニールひもを巻き付けて殺害した罪に問われていました。
伊藤被告は、これまでの裁判で起訴内容を否認してきました。
8日の判決公判で、岐阜地裁の鈴木芳胤裁判長は、「被告は、借金を、保険金と誠さんの遺産で返済しようと無理心中を考えた」などと指摘。
その上で、「遺体の状況などから、被告がビニールひもで誠さんの首を圧迫したと認めるのが自然」と述べ、伊藤被告に、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。